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感染症が治った保育園児が登園するめやすについて(医長が教える子どもの健康 2018年6月号)

保育園に通うお子さんが感染症に罹って治ってきたとき、何を目安に登園してよいか困ることがあると思います。
保育所における感染症対策ガイドライン(※末尾に参考資料あり)が、4月に改訂になりました。
この中で、感染症にかかったあとの登園のめやすは、
① 感染力が低下し、集団発生や流行の恐れがほとんど無くなった
② 保育園の集団生活に適応できるまでからだが回復している
この2点を考慮して判断する。
とあります。

感染症は、感染力やかかった場合の重篤さなどにより、
「医師の意見書が必要な感染症」と「保護者の責任で登園届けを出す感染症」に分けて考えられます。

医師が意見書を記入することが考えられる感染症の登園のめやすは以下のとおりです

・はしか・・・・・・・・・・解熱後3日を経過していること
・インフルエンザ・・・・・・発熱後5 日間及び解熱後3日を経過してから
・風しん・・・・・・・・・・発しんが消失してから
・水ぼうそう・・・・・・・・すべての発しんが痂皮化してから
・おたふくかぜ・・・・・・・耳下腺、顎下腺、舌下腺の腫脹が発現してから5日経過し、かつ全身状態が良好になっていること
・結核・・・・・・・・・・・感染の恐れがなくなってから
・プール熱・・・・・・・・・発熱、充血等の主な症状が消失した後2日経過していること
・流行性角結膜炎・・・・・・結膜炎の症状が消失していること
・百日咳・・・・・・・・・・特有の咳が消失していること又は適正な抗菌性物質製剤による5日間の治療が終了していること
・腸管出血性大腸菌症・・・・医師により感染のおそれがないと認められていること

保護者の責任で登園届けを出す感染症の登園のめやすは以下のとおりです

・溶連菌感染症・・・・・・・抗菌薬内服後24~48時間が経過していること
・マイコプラズマ肺炎・・・・発熱や激しい咳が治まっていること
・手足口病・・・・・・・・・発熱や口腔内の水疱・潰瘍の影響がなく、普段の食事がとれる
・りんご病・・・・・・・・・全身状態が良いこと
・ウイルス性胃腸炎・・・・・嘔吐、下痢等の症状が治まり、普段の食事がとれること
・ヘルパンギーナ・・・・・・発熱や口腔内の水疱・潰瘍の影響がなく、普段の食事がとれる
・RS ウイルス・・・・・・・呼吸器症状が消失し、全身状態が良いこと
・突発性発しん・・・・・・・解熱し機嫌が良く全身状態が良いこと

保育園での感染症の流行を防ぐために保護者が心がけておきたいことは以下のとおりです

・集団生活で必要な予防接種は、適切な時期に受けておく。
・日頃から保育園での健康・安全対策に関心を持ち、協力する。
・園や地域での感染症の流行状況に関心を持つ。
・日ごろから兄弟も含め子どもの健康状態をしっかりチェックしておく。
・子どもが感染症にかかったときは、早めに医療機関を受診し、診断結果を保育園へ連絡し、必要に応じ休む。
・感染症が治ったら、
 ① 感染力が低下し、もう他の園児への感染の恐れがほとんど無くなっている
 ② 子どもが体力を回復し、保育園での日常の集団生活に支障がない
 以上2 点をかかりつけ医に確認してもらってから登園する。

参考資料